HIROKAKICKS(UNERI)× UNSHAPE対談企画
UNSHAPEがプッシュしているUNERI、そのボーカルHIROKAKICKS
EPIC MUSIC FESTIVALに参加、ソロアルバムのリリースも予定しているHIROKAKICKSさんに
自身のことやUNERIとしての活動のことなどを色々聞いてみたい
今の音楽シーンとか活動内容聞けたらということから始まった対談企画になります。
本対談はこちらの文字起こしになります。
音声で聞きたい方はこちらをチェック。
UNSHAPE × HIROKAKICKS インタビュー
HIROKAKICKS
【アーティスト情報】
東京を拠点に活動するシティーホップグループ 「UNERI」の
Vo.として活動しているHIROKAKICKS
現在ソロアルバムも鋭意制作中・年内リリース予定
twitter : @hirokakicks
藤色のトキ
UNSHAPE代表
Spoonで音楽配信をメインに活動
”カタチ”にこだわらないCreative Houseを掲げ
Art,Music、様々な表現者やアーティストを巻き込んでイベント企画・運営
Spoon Music Connect vol.1に参加して
-第1回SMC参加してどうでした?
楽しかったです。めちゃくちゃ楽しかったです。
UNERIのメンバーはラジオ配信アプリSpoonって聞いたことある、くらいから、僕がメンバー誘って参加しました。
終わってみて、メンバーの反応がむちゃくちゃよかったですね。「またやりたい」、「楽しかった!」って声もらえて。
自分だけじゃなくてメンバーも楽しんでくれたのは嬉しかったし、今後の活動的にもいろいろいい影響をもらいました
-枠も楽しくて、コメントも凄かったですね笑
そうなんです見たいんです!
画録あれば教えて下さい。笑
-本当にライブ感がありました!Spoonのフェスって弾き語りはよくあるけど、バンドってあんまりなくて。
そうした中で、UNERIさんは本当にフェスになってて!僕の求めてたものでした!
UNERIがやってる空間も熱気ムンムンだったんですよ。
ソーシャルディスタンスは守ってたけど
いざ始まると楽しくなっちゃって、踊るしテンション上がるし。
冷房をかけてたけど、全然効いていませんでした笑
-僕もお酒沢山飲みました笑 マネージャーしながら飲んでて笑
いいマネージャーできてたか不安なんですけど…
バッチリでしたよ笑
音楽活動に対するコロナの影響・HIROKAKICKSソロ活動について
-昨今のコロナ騒動の中での活動、どうでしたか?
大きくはUNERIのメンバーと頻度高く会うことなくなった。
SMCで久しぶりにあった。
普段は箱に入ったり、メンバーの家でアイディア出しをしたりセッションしたりっていうのだった
新しい何かを作りたいけど作れないという葛藤でした。
そういうアーティスト多いと思うんですけど、自分で機材をそろえたりとかして、自己完結である程度できるような制作にうつっていったのがこの期間でしたね
-前にSpoonの枠でもいってたけど、ソロ活動も?
一人で出来るのはソロで作って活動して、世に出して。
そっからUNERIを知って聴いてくれる人が少しでも増えたらいいなぁ。そんな気持ちでHIROKAKICKSとしても頑張っている感じですね。
-アルバムはどんな感じになりそう?
全曲違うトラックメイカーで
-すごいですね
これがいいと思う人が多くて、
うたったりするのはHIROKAKICKS
トラックメイカーとか楽器を弾くのは、僕がいいなと思った人が作っていくっていうのがいいなあと思って。
それが今回のアルバムになってますね。
なので今回はトラックメイカーとかギタリストとか、多くの方とタッグを組んで
予定では7曲入りで。なので7人の方と組んでやっています。
ソロデモ音源 HIROKAKICKS / 滾り
-面白いですね。その中で今日は2曲、ソロのデモ音源を好意で提供してくださいました。
-滾りってどんな曲?
滾るって言葉の意味が
内側でメラメラ、コアから燃えるみたいな、とらえかたを僕自身がしている。
一見クールそうに見える人でも腸煮えくり返って、
「くそやってやるぞ」とか「絶対あがってやるぞ」とか野心を内側で燃やしながら、
社会と頑張って適応しながら、でも内心燃えてる人っていうのがすごく好きで。
そういう人達がきいて共感してくれたり頑張ろって思えるような曲になればと。
そう言った意味で滾りという名前にしてますね。
トラックメイカーは九州のサマーウェアにつくってもらった。一目惚れ。
四つ打ちの踊れるトラックの上でなかなか忙しいはしりめのラップや歌をしたりしています。
-僕もたくさん聞かせてもらったんですけど、UNERIにない感じというか。HIROKAKICKSさんらしさを感じました。
滾りという言葉自体をよくしらなかったけど、歌を聞けばイメージが湧いてくる感じがしました。Google先生に頼らなくても伝わってくるというか笑
そうですね、滾りという意味を曲で捉えたというか、曲の中に落とし込んだつもりなんで、
気になった方はGoogleとかで調べてみてもらって、こういう意味なんだぁとか思いながら聴いてくれたら嬉しいなぁと思います!
-いやかっこいいですね。軽快で今までになかったような。乗りやすいような、気持ち良さを感じました。
UNERIの活動や印象「UNERIっていう一つのジャンル」
-UNERIってヒップホップ、City POPをやっている中で、僕が感じるのはUNERIらしさっていうのが、
HIROKAKICKSが作る歌詞のリベラル、自由でポジティブでハッピーで、そこが複雑に絡み合うことでUNERIって一つのジャンルを生み出している気がする。
すごいなコメント笑
-音楽って聞いてて、かっこいいとか、ここクール、ここやべぇとかあると思うけど、
UNERIの曲を聴いていて、トータルで感じるのは「気持ちいい」という表現なんですよね
嬉しい笑
-一言で表せなくて、一言で表すとするならば、気持ちいい。
ロジカルで説明されるより、ダイレクトになんか好きっていわれるのってすごく嬉しい。最高の褒め言葉と思ってる。
なんかわかんないんだけど好きって、恋人とか友達とかあるけど、説明できる好きってチープじゃないですか。
それはそれで嬉しいんだけど、「なんでかわかんないんだけど好きなんだよね」、「気持ちいいんだよね」っていうのが感覚に刺さってる感じがして嬉しいですね。
-特にUNERIの曲って午前中とかに聞かれることが多いのかなとか。あとはちょっと休日、ドライブのカーステで流されたりとか…
それして欲しい!笑
-みんなそういうイメージだと思うんですよ。ちょっとご機嫌な気分になりたいとか。
今回でた滾りとかもそうだけど、どんどん幅が広がってて、どこまでいっちゃうんだろう、って感じてて。
HIROKAKICKSとはスプーンで長く付き合いがあって、そんな中でHIROKAくんの音楽を聴いていて、今作成しているものを聴いていて、どんどん進化して行っている。
ファンとして本当に嬉しい。
褒められるとすっごい伸びます。
一同笑
アーティストとファンの距離感について「UNERIはいつでも会えます」
-最近UNERIメンバーとも仲良くさせてもらって。
今までアーティストとlこういう関係になることってなかった。
でもこうやって仲良くすると、アーティストもひとりの人間で、普通に仲良くなれて。ファン側が勝手に壁を作っているだけで、アーティストって別にそれを意識してないんだなって。
それ本当にそうで。
僕が音楽始めたきっかけも、MGFってグループと仲良くさせてもらってて、
彼らと仲良くして遊んだり音楽聴いたり映像を見たりって過ごしている中で、
今までって、1リスナーとして音楽作っている人たちはアーティストは、訳わかんないことして、すごい人で才能があって、踏み込めない領域がある、理解し合えないものと思い込んでいたけど
彼らと話していると本当にいい人達だし、本当に気の良い人たちで、同い年なんですけど笑
とても親しみやすくて、
そんな彼らも日々もがきながら楽しみながら制作をしている姿を見てて、
あ、そうなんだ。俺もそうなりたいなって思うようになって、自分も音楽を作り始めた。
UNERIなんていつだって会えるし。笑
あってがっかりすると思います。がっかりさせる自信があります。笑
全然普通の奴らだし、面白い奴ら。
特別な力とかそんなのないし、元々ほとんどサラリーマンだし。
-スプーンってアプリって繋がってるアーティストって、そこから活躍していく人ってあんまり見たことがなくて。
だからこそ、UNERIは近いからこそ愛される存在にどんどん成長してて嬉しいなあって思います。
「Spoon始めて良かったっ」て本当に…1日2回くらい思います。
SPOON入れてると配信の人の通知が来るじゃないですか。
SPOO Nの人って温かく受け入れてくれるし、始めてよかったなぁってそういうたびに思うので…
平均すると1日2回くらいですね〜…
笑
LIVEならではのコンテンツについて
-僕すごく好きな企画があって。フリーのローファイみたいなものを流しながら、City POPの曲の歌詞を載せて歌うって企画をやってたんですよ。
企画の趣旨説明が本当に難しいんですよね笑
やることより、理解してもらえるのが難しい。
リクエストって何?って言われて。
-そこでHIROKAキックスの表現力の高さとか、ラップの技術の高さ、対応力など、フリースタイルにこういうのがあるんだ!っていう発見がありましたね。
きてくれたらいつでもやります笑
UNERIの活動としてもやってみたいなと思っているところがある。そのLIVEならではの。
即興のセッショントラックでもらった歌詞で歌ったりラップしたり。
その場限りのエクスクルーシブなパフォーマンスができたらなと思ってます。
ライブしてえええええ笑
-来年にはできるといいですね!
UNSHAPEとしてもSpoon以外の活動していきたいなと思っていて、REALなイベントとかもUNERIに出ていただいて。
UNR Iといえばこれがあるみたいな企画があるといいですね。
ガチガチなライブじゃなくて、ラフでハッピーなのできたらいいなと思っています。
そこでアーティスト同士、客同士、繋がっていくのも楽しいなと思っています。
ソロデモ音源 HIROKAKICKS / セロトニン
-あともう一曲。紹介したいんですけど。セロトニン。
この曲は、UNERIのメンバーとくんで作った曲でして、ギタリストのセイザンコウキ。がトラックを担当してくれていて。
水の中で泡がぶくぶく出ているようなASMR的な表現の音があって。
実は元々フルーツ俺という曲だったんですよ。
フルーツオレが本当に好きで。
銭湯がすきで。スーパー銭湯もいいけど、ローカル銭湯が大好きで。
よくメンバーとも銭湯に行く。そこで風呂上り、割とみんなコーヒー牛乳とかいきがちなんですけど、コーヒー牛乳は割とどこでも飲めるじゃないですか。
でも、フルーツおれってあんまり飲める所ってなくて。
メロンソーダもそうなんだけど、コンビニとかであんまり買えないじゃないですか。
そんなかんじで銭湯行った時は特別感があって、結局何味?みたいなフルーツオレが好きっていう
この曲として感じて欲しい所っていうのは、楽しくリラックスして欲しい。楽しい気分になって欲しいとか、肩の力を抜いて欲しいみたいな、ことを込めて
セロトニンっていう幸せホルモンですね。夕日を見た時とかに高揚する心の動きみたいな。
という想いを込めて、セロトニンという曲名にしました。
-いいですね。すごく好き
セイザンコーキくんいい仕事しました。トラック作ってもらったんですけど、ギター歴14年で、楽器できる人のトラックだなあって。思いますね。
ギターのテクニックが凄くって。
-ちょっといいこともそうだけど、いろんなテクニック詰め込むじゃないですか?
そうなんです、詰め込みまくりますね。
なんか、よくわかんないことしてますね笑
-できる人いんのか?!っていう笑ギターセンスがすごいですね
対談を終えて
ー話してみてどうでしたか?
話して初めて気づくことってありますね。
実際話してみることで、自分の思考がクリアになるというか。こんなこと考えてたんだっていう発見がありました。
UNSHAPEとしてはもっとバックアップしたり、みんなが考えていないことを生み出していけたらいいなあと思うので、引き続きよろしくね。
EPIC MUSIC FESTIVALの意気込み
一人でソロ活動やるぞ!っていったもののソロは初めてですからね。
やっぱりUNERIの、メンバーって心強くって。自分一人じゃなんもできねぇわーって言ってたい。やっぱりメンバーとやるからUNERI
でもHIROKAとして一人でボーンと出たときに、どこまでいけるのかという不安と楽しみももちろんあって。入り混じった不思議なかんじですけど。
いただいたいい機会なので、全力でやりたいなと!
最後に。
僕は僕もそうだし、メンバーたちもそうなんですけど
ファンってあんまり思ってないです。
なんかさっきもお話しさせてもらったように、すごいありがたいことだし、むちゃくちゃ感謝すべきことと思うんだけど、
もっとフランクでいいよって思います。土足で踏み込んできてくれて全然大丈夫。笑
ファンですっってスタンスで来られると恐縮しちゃうんで、乾杯しよー!ってスタイルできてくれると。
コーラで乾杯するし、コーラで全然酔っぱらうんで。笑
伝えたいことっていうのは、本当にそれで、フランクでいいし、聴いてくれてありがとうございます!ってことしかないです。
編集後記
HIROKAKICKSさん、対談参加ありがとうございました。
お互い初めてのインタビュー対談ということで慣れていない部分もありましたが
HIROKAKICKSさんの素顔や活動について迫れたのではないでしょうか。
本日からはじまるUNSHAPE企画EPIC MUSIC FESTIVAL
7/24,7/25 2days開催
ラジオ配信アプリSpoonで開催の音楽イベントにも参加してくれます。
是非HIROKAKICKS名義の初ソロライブの瞬間を一緒に楽しみましょう。
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